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ウクライナ侵攻

 ↓『BBC』トラス英外相、ロシアを「ウクライナ全土から押し出すべき」(2022年4月28日)
イギリスのリズ・トラス外相は27日、ロシア軍を「ウクライナ全土から」押し出さなければならないと発言した。
ロンドン市長の官邸「マンション・ハウス」での基調講演でトラス外相は、ウクライナの勝利は西側諸国にとって「戦略的急務」となっていると語った。
イギリスはこれまで、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領のウクライナ侵攻を「失敗させ、そう見せる必要がある」と述べるにとどまっていた。この日のトラス氏の発言は、ウクライナでの戦争をめぐるイギリスの目標を、これまでで最も明確に示したものといえる。
トラス外相は、西側の同盟諸国はウクライナへの支援を「倍増」しなくてはならないと強調。「ロシアをウクライナ全土から押し出すために、これまで以上に、より早く行動し続ける」と述べた。
これは、ロシア軍について、2月24日の侵攻開始以降に占領した地域だけでなく、南部クリミアや東部ドンバス地域の一部など8年前に併合した地域からも撤退すべきとの考えを示唆したものとみられる。
(略)


 でもウクライナに武器を供与しただけで、「ウクライナ全土から押し出す」ことができるだろうか?
 なんとなくNATOが参戦しそうな気がする。
 (でも、交渉を有利に進めるために ロシアにそう思わせるための発言かも)

 ↓『BBC』ウクライナ大統領、西側の協力に感謝 プーチン氏と会談用意あると ロシアの作戦に遅れか(2022年4月30日)
(略)
ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は29日、ロシアは北大西洋条約機構(NATO)と戦争しているつもりはないし、そのような展開になれば核戦争の危険が高まるが、核戦争は引き起こしてはならないと述べた。国営ロシア通信(RIA)が伝えた。
外相は、ロシアは誰に対しても核戦争の脅しなどしていないが、西側がそうしていると批判した。
ラヴロフ氏をはじめロシア政府幹部や国内著名人の間ではこのところ、西側との全面戦争や核戦争への言及が相次いでいる。
またウクライナとの和平交渉が中断しているのはロシアのせいではなく、ウクライナ政府が「常に駆け引きをしたがっている」せいだと批判した。
(略)


 ロシアでも「西側との全面戦争」という声が出ているらしい。

 「ウクライナ政府が「常に駆け引きをしたがっている」」のは、
 イギリスの「ウクライナ全土から押し出す」発言があったからだろう。

 ウクライナとしては、
 「どうせ(NATOによって)ウクライナ全土から押し出されるのだから、今のうちにロシア軍は撤退しろ」
 みたいな交渉になっているのでは?

 もしそうなら、交渉はまとまらないだろう。

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ウクライナ侵攻/ノボロシア

 ↓『田中宇の国際ニュース解説』ノボロシア建国がウクライナでの露の目標?(2022年4月25日)
(略)
最終的に、ロシアはどのようにウクライナ問題を解決していくつもりなのか。一つありそうなのは、ウクライナの中で親露派が比較的多いドンバスなどいくつかの地域において、露軍の庇護のもと、地元の地方政府がウクライナから分離独立を宣言し、ロシアが国家承認してウクライナとは別の国になることだ。ウクライナは、分離独立した親露派の国と、以前からの米英傀儡ロシア敵視のゼレンスキーの残存国に分割される。
(略)
このような構想は、すでに実際に存在している。それは「ノボロシア(新ロシア)」と呼ばれている。ノボロシアは、18世紀後半から実際に今のウクライナの東部と南部に存在していたロシア帝国傘下の行政区の名前だ。
(略)
18世紀にウクライナという国はなく他国に分割支配されていたが、20世紀始めのロシア革命で近代ウクライナが建国されてソ連の一部になると、ノボロシアの地域はウクライナに編入された。
2014年初めに米英がウクライナの政権をロシア敵視側に転覆し、ロシアにとってのウクライナ問題が始まった後の2014年4月、ロシアのプーチン大統領はテレビ出演の中で、ウクライナ問題の解決方法として「ソ連建国時になぜかウクライナ領に編入されたが本来はロシア領であるべきノボロシア(ハリコフ、ルガンスク、ドネツク、オデッサといった諸都市)に多いロシア系住民に、解決方法を考えてもらうのが良い」と述べ、昔のノボロシアにあたるウクライナ東部・南部の住民が、米英傀儡のロシア敵視国になってしまったウクライナから分離独立してノボロシアを建国・再建するのが良いと示唆した。
(略)
ノボロシアは、東端がウクライナの対ロシア国境だが、西端はウクライナとモルドバの国境を少し越えて、モルドバから分離独立を宣言しているロシア系住民が主導する「沿ドニエストル共和国」までつながっている。
(略)
ロシア政府がノボロシアに言及したのは開戦から2か月たち、露軍作戦の第1段階が終わって次の第2段階がどうなるのか人々が注目する中、4月22日にロシア軍のミネカエフ副司令官(Rustam Minnekayev)が、ウクライナでの露軍の今後の目標を発表した時だった。ミネカエフによると露軍は今後、当初の目標である東部のドンバス2州を完全に管理下に入れるだけでなく、まだウクライナ側の管理下にある南部地域にも支配を広げ、沿ドニエストル共和国までロシアから陸路で行けるようにすることを目標にする。ミネカエフはノボロシアという言葉を使っていないが、これはまさに露軍のウクライナでの今後の目標がノボロシアの領土確保であると言っているようなものだった。
(略)


 私はそんなに熱心なロシアウォッチャーではないので、この「ノボロシア」という単語も初めて知ったのだが。

 『ウィキペディア』の「ノヴォロシア人民共和国連邦」を読んでみて。
 ウクライナのドネツク州の親ロシア派は、ドネツク人民共和国。
 ルガンスク州の親ロシア派は、ルガンスク人民共和国。
 ドニエプロペトロフスク州、ザポロージエ州、ニコラーエフ州、オデッサ州、 ハリコフ州、 ヘルソン州も
 同じようにウクライナから独立して、州ごとに人民共和国となる。
 この8つの人民共和国で構成されるのがノボロシア人民共和国連邦、という構想。
 ↓『ウィキペディア』ノヴォロシア人民共和国連邦
Novorossiya.jpg

 この方法だと「ロシア政府の計画にはウクライナの領土の占領は含まれていない」と言えるかもしれない。
 占領ではなく、ロシア系(ロシア語を使う)住民の独立支援。

 ただ、本当にノボロシア連邦の建国を考えているとしたら、
 これは相当な時間がかかるのでは?

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ウクライナ侵攻/ガスルーブル

 ↓『SPUTNIK』中国が予想 「ガス・ルーブル」により世界の通貨制度が崩壊(2022年4月24日)
「ガス・ルーブル」(エネルギー資源のルーブル決済)は、今のところまだ「オイル・ダラー」と同等ではないが、前例のない規模での対ロシア制裁の実施後に「ガス・ルーブル」という手法が現れたのは、国際通貨制度がターニングポイントに近づいたことを意味している。中国の新聞「環球時報」のインタビューに、中国社会科学院の専門家、徐坡岭氏が語った。
同氏は、ドンバスの保護を目的としたロシアの特別作戦の開始と、西側による対ロシア制裁の導入の後、当初、ルーブルの為替レートはドルとユーロに対して下落したが、その後、急速に高騰し始め、過去6カ月での最高値に近づいたと指摘した。また、徐坡岭氏は、このことは、ロシア経済をただちに破壊しようとする米国と欧州の目標が達成不可能であることを示唆していると語った。また、同氏は、ロシア政府によるタイムリーで効果的な対応を特別に注視しており、その例として、ロシアのガスをルーブル建てでのみ取引するよう、ウラジーミル・プーチン大統領がガスプロム社に指示したことが上げられると語った。また、同氏は、現在、「ガス・ルーブル」は「オイル・ダラー」ほど強力ではなく、普及もしていないが、その存在自体がすでに既存の国際通貨制度に風穴をあけていると強調する。
(略)
同氏は記者に対し、「より競争力のある国際通貨が国際準備通貨制度に加わることで、より収益性が高く便利な決済システムが前面に出てくることになる。短期的には、これまでのようなドルの覇権を揺るがすのは難しいが、変化はすでに始まっている」と語った。
(略)


 昔読んだ経済の本で、
 なぜアメリカドルは基軸通貨なのか?
 答えは「いつでもサウジアラビアの石油と交換することができるから」だった、はず。

 アメリカに輸出してアメリカドルを得ても、アメリカ製品で欲しいものがない。
 でも、そのアメリカドルでサウジの石油を買うことができる。
 アメリカドルの価値を裏打ちしているのがサウジの石油。
 だから「オイルダラー」、だったはず。

 この理解が正しければ、
 他国(サウジ)の資源に依存しているアメリカドルの価値はもろいもので。

 以前は、アメリカ-サウジ-イスラエルは「鉄のトライアングル」だったが、
 なんか、最近は微妙な関係になってきている。

 ↓『SPUTNIK』プーチン大統領、ムハンマド皇太子と電話会談 二国間協力やOPECプラスなど協議(2022年4月17日)
ロシア大統領府は16日、ロシアのプーチン大統領がサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と電話会談を行い、双方は石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」での共同作業を肯定的に評価したほか、両国間の協力をさらに発展させる意気込みを表明したと発表した。
(略)


 サウジが「アメリカドルいらねぇ」と言えば、オイルダラーは崩壊する。
 (ただし、サウジは軍事をアメリカに依存しているのだろう)

 その点、ロシアのガスルーブル。
 ロシア一国で成立する。

 
 ↓『SPUTNIK』欧州はロシア産ガスなしでは6か月も持たない=IMF欧州局長(2022年4月23日)
国際通貨基金(IMF)のアルフレッド・カマー欧州局長は、AFP通信に対し、欧州はロシア産ガスなしでは6か月も持たず、その後、欧州経済はガス輸入停止の悪影響を著しく感じるだろうとの見方を表明した。
AFP通信は「次の6か月間、欧州は(ロシア産ガスを)完全に供給停止した状態で生活する可能性がある。同時に、供給停止が冬まで、あるいはそれ以降も続く場合、(欧州経済にとって)重大な悪影響を及ぼす」というカマー氏の言葉を引用している。
カマー氏によると、この状況をやり過ごす何かしらの方法は1つもなく、一連の措置が必要。同氏によると、対策の1つは、各国がすでに始めているように代替の供給源を探すこと。そして、カマー氏はまた、消費者は「事前にガスを貯蔵」し、今後起こり得る供給停止の影響を軽減するために、エネルギー消費を削減することが可能だと指摘した。


 ロシアは欧州へのガスを停止するのか?
 (または、欧州はロシアからの輸入をやめるのか?)

 東西冷戦のときも、ソ連は欧州にガスを輸出していた。
 それなのに、欧米はソ連を解体し、欧米の代理人であるエリツィンがロシアを乗っ取った。
 そしてロシアの資源を切り売りした。
 恩を仇で返されたロシアは、ヘタをするとガスを停止するんじゃない?
 と、可能性としてはある、というレベルで思っている。

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ウクライナ侵攻

 ↓『SPUTNIK』マリウポリは露軍の管理下に置かれた=露国防相(2022年4月21日)
ロシアのショイグ国防相は、同国のプーチン大統領に、ウクライナ東部のドネツク州にあるマリウポリはロシア軍並びにルガンスク人民共和国及びドネツク人民共和国両軍の管理下に置かれており、戦闘員はマリウポリにあるアゾフスタリ製鉄所の敷地内にしっかり閉じ込められていると報告した。
(略)
プーチン大統領は「カタコンベに手出しする必要はない『アゾフスタリ』の産業ゾーンを封鎖しなければならない。ハエが跳んでいかないように」と述べ、アゾフスタリ製鉄所への襲撃を中止するよう命じた。 ロシア軍の兵士や将校の命を維持することを考える必要があると説明した。
(略)


 アゾフスタリ製鉄所には食料がそんなにないみたいだから、
 お腹が減ったら出てくるだろう。

 ウクライナ側の狙いは何だったのか?
 ロシア側が「武器を捨てて投降したら命は助ける」と言っても、
 アゾフ大隊はこれまでの犯罪から、命は助かってもシベリア送りになると思っているのだろう。

 で、第三国による人道回廊。
 中立を装った第三国によって、市民と一緒にアゾフ大隊も無条件で脱出したい。
 あまつさえ、武器を持ったまま脱出したい、とか。

 でも結局、「ウクライナは人間の盾を使っている」とアピールしただけ。


 ↓『田中宇の国際ニュース解説』濡れ衣をかけられ続けるロシア(2022年4月21日)
(略)
クラマトルスク駅攻撃がロシア軍でなくウクライナ軍の仕業と思える最大の理由は、駅に着弾したトーチカUミサイルの胴体部分(ブースター)が、駅から西南西の方向に少し離れたクラマトルスク市街地の公園に落下していたことだ。この胴体部分は、ロシア語で「(このミサイルは)子供たちのため(の贈り物です)」と書かれていたので「ロシアの戦争犯罪」を示すものとして有名になり、マスコミが写真を喧伝している。米国の軍事専門家スコット・リッター(戦争前のイラクの大量破壊兵器を査察した一人)によると、トーチカUは着弾する直前に弾頭と胴体部分が分離し、胴体部分が必ず弾頭の着弾地より少し手前に落下する構造になっている。弾頭の着弾地と、胴体部分の落下地点をつないだ線をずっと延長していった先のどこかにミサイルが発射された地点がある。延長線上に軍事基地などがあれば、そこから発射したと、かなりの確度で推測できる。
そして今回のミサイルの着弾地であるクラマトルスク駅と、胴体の落下地点である市内の小公園をつないだ線を延長していくと、45キロ先のドブロビリア(Dobropillia、Dobropolye)の近くに、ウクライナ軍で唯一のトーチカUの保有部隊である第19ミサイル旅団の基地がある。スコット・リッターは、ウクライナ軍の第19ミサイル旅団がトーチカUを発射してクラマトルスク駅で子供たちを殺したことはほぼ間違いないと結論づけている。地上軍以外がとても貧弱なウクライナ軍にとってトーチカUは貴重な兵器であり、第19ミサイル旅団は軍や政府の上層部と直結する指揮系統にある。クラマトルスク駅攻撃を命じたのはウクライナ政府の上層部だろうとリッターは言っている。
(略)


 ↑「へぇ」って思った記事。
 これを読んでも、まだ「ロシアがウクライナ市民を攻撃した」と思う人がいるの?
 ブチャはともかく、「クラマトルスク駅」はウクライナの犯行で確定していいんじゃない?

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